倒産まで雇用維持に全力です。

ANAホールディングスの片野坂真哉社長は日本テレビのインタビューに応じ、従業員の年収は今年およそ3割のカットとなるものの、「我慢していけば必ず生き残っていけるので、希望を持ってほしい」と強く語りました。

 

「我慢していけば必ず生き残れる」

新型コロナウイルスの影響で、今年度、大規模な赤字となるANAホールディングスの片野坂社長は、「来年は黒字に浮上する」と意気込みを示しました。 従業員の給与については、今年は年収ベースでおよそ3割のカットになることを組合とも合意したことを明らかにした上で、従業員に対して「我慢していけば必ず生き残っていけるので、希望を持ってほしい」と呼びかけました。 また、“欧米の航空会社はかなりの規模のレイオフ(解雇)を行うことで会社が生き残っている”と説明した上で、ANAとしては「これだけがんばっている航空会社の社員の雇用を可能な限り守っていきたい」と雇用の維持への強い意思を見せました。

 

出向、2年長期休暇、兼業・副業 移動制限でフライトが激減する中で、ANAでは雇用の維持のためにも客室乗務員などを他企業に出向させる取り組みをしていて、片野坂社長は「来年度さらに拡大する」「異業種との交流で今の自分の仕事とは違う分野を経験し、それをANAに持って帰ってきてほしい」と述べました。 また、これまで1年としていた長期休暇の制度を2年に延長するとともに、来年度、一定の兼業・副業を解禁することも決定したとしています。(NNN)

 

駐機料、離着陸料、空港使用料、その他多くの財政支援を受け、更には「GOGOGOトラベル」で間接的な税金の投入を受けている会社のすることでしょうか。

普通の考えでは徹底的なリストラ、コストカットをした上で財政支援を受けるものです。

雇用の維持うんぬんは税金の上限無い垂れ流しを吸い上げている会社のすることではありません。

コロナのおかげで大変な高コスト体質が露見しました。