41歳機長様はお下手くそ

静岡市清水区に本社を置くFDA・フジドリームエアラインズの旅客機が、山形空港で離陸に失敗した事態を受け、24日朝から国交省が調査を始めました。

24日6時過ぎ。国交省の航空事故調査官が山形空港を訪れ、離陸に失敗した機体の調査に乗り出しました。

23日午後5時前、山形発・名古屋行きのFDAの旅客機が離陸に失敗。
乗客・乗員あわせて64人にケガはありませんでしたが、滑走路は閉鎖されこの機体を含む5便が欠航となりました。

乗客 「怖かったです、ドキドキしました。何かを踏んだ形になってガタガタとなって、そこから滑走路をまっすぐ走れなくなって、原っぱに出ていきました」
別の乗客 「(機体が)跳ねていたので、ひっくり返るんじゃないかというのは心配しました。後から考えると本当に上がらなくて、上がる前でよかったなと」

三輪徳泰社長 「大変なご迷惑とご心配をおかけしたことを、深くお詫び申し上げます」

FDAによりますと機長は「機体の向きが変わり止められなかった」と話しているということです。

FDA安全推進室 荒金修室長 「(滑走開始後に)機体が徐々に左の方に向きが変わっていった。それを止めようとしたんだけれども止められなくて、緑地帯の中に行ってしまった」

一方、離陸前にFDAが行った検査では機体に異常は見当たらなかったということです。

また事故調査官は滑走路に問題はなく、タイヤや操縦室の機器にも外見上の異常は確認できなかったとした上で、飛行記録装置などから詳しい状況を分析し、原因を調べていくと話しました。

国交省 吉田眞治調査官 「現場の状況を確認しました。それとタイヤ周りを見ました。取り下ろしたデータを持ち帰り、東京のほうで分析し問題点が出て必要であれば(機体をつくった)ブラジルとの調整を行いながら、分析していくという流れになっていきます」

 

本人の興奮した管制官とのやりとりを聞いてみたいものです。

これは飲酒運転の可能性が高い案件です。